愛知大学入試日本史 分析と対策!
こんにちは。春日井市勝川駅徒歩3分、私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の林です。
今回は愛知大学・日本史対策です!
愛知大学は対策しがいのある大学なので、入試分析をせずに勉強するのと、分析をしてから勉強するのでは効率が大違いです。
↓★公式ラインアカウントはこちらです★↓
↑画像をクリックすると友達登録できます!
質問がある方は何でもお気軽にご相談ください。
受験に役立つ情報や現役生の声、皆さんが知らない穴場の受験方式などをお伝えします。
また、オープンキャンパスの日程や願書の締め切り期日も配信していきますので、リマインダー機能としても使えます。
是非登録お願いします!
〇受験方式
愛知大学は全ての学部で日本史選択が可能です。
後期試験にも日本史がありますので、愛知大学を目指す場合は日本史は絶対に腐りません。
愛知大学には「M方式」と「一般方式」の2種類が用意されています。
M方式とはマークセンス方式(マークシート方式)のことで、すべての問題を番号を選ぶ形で回答します。
一般入試は3題のうち2題が記述回答で、残る1題はマークセンス方式となっています。
一見M方式のほうが簡単に思えますが、愛知大学は難易度調整がされています。
例えば、M方式では「図Aの作品名を答えよ」となっているものが
一般入試では「図Aは〇〇時代の△△の様子を表したものである。作品名を答えよ」と、1つヒントが追加されているような形です。
記述回答とは言いますが、長文で説明を求められる問題(論述)はなく、ものの名前を回答する問題ばかりです。
一般入試のほうが募集定員が多いので、「どうしても日本史に出てくる『漢字』が覚えられない!」という受験生以外は、基本的には一般入試のほうが良いでしょう。
〇出題の形式について
史料問題では、だいたいの受験生にとって未見であろう史料(教科書では扱われないややマイナーな歴史資料)を取り上げた問題が出ています。
そうすると、「あ、これ見たことある。〇〇だ!」みたいなストレートな知識では解けません。例えばその史料の時代や史料名、どんな人物と関わりがあるか……などから「推理」する必要があります。
例えば太平洋戦争中の勅令ならば、国民の生活が規制され、天皇(軍部)の権限が大きくなっていく過程を表す何かの史料だな、とか。
例えば「なんだか華やかな絵画」があれば、派手・華美な芸術がもてはやされた安土・桃山時代の作品かな?とか、「各時代の傾向」を理解して、その場で史料を読み解くことも大切です。
M方式以外では書き問題が出題されますので、漢字および記述の練習も必要となります。
〇出題内容について
「日本の歴史は政治の歴史だ」と言われるように、一般的に日本史は天皇・将軍の名前や政策、戦争、国際関係が中心です。
ですが、愛知大学は毎年ほぼ必ず「文化史」を出題しています。文化史とは美術作品だけでなく、庶民の生活の様子や宗教なども含みます。文化史についてもしっかり学習しておきましょう。
歴史区分でいうと「近代史」の比率がやや高めです。
文化史とも絡めていえば、近代日本の殖産興業のようすなどはしっかり押さえておかないといけません。
もちろん、比率が低いとはいえ古代・中世からも出題されますので、時代区分ごとにバランスよく学習していきましょう。
〇難易度はどうか
問われている知識は教科書レベルです。
愛知大学の攻略にハイレベルな参考書は必要ありません。
史料問題や文章を読んで答える問題では、愛知大学らしいユニークかつ変則的なものが多いですが、結局「答え」は知っているものであることが多いです。
設問のかたちに惑わされずに、身につけた知識を正しく当てはめていけば大丈夫でしょう。
〇対策方法
覚えるべき用語の水準としては教科書レベルで十分なので、まずは教科書をしっかり読み直しましょう。
ただし、教科書のように「時代の流れ」をまとめた本は、必然的に「政治史」「外交史」にかたよりがちになってしまいます。別途、文化史・経済史を中心にまとめた参考書で、文化史・経済史を体系的に覚えなおしておくとよいでしょう。
また、「一問一答」系の問題集ばかりを解いていると、時代の大きな流れをつかめないまま雑多な知識ばかりが集まり、正誤判断問題が解きにくくなってしまいます。
通史理解も適度に進めていきましょう。
〇おすすめ参考書
愛知大学の文化史問題対策のために
美術作品などを視覚的に把握できる山川出版社の『詳説日本史図録』をオススメします。
『詳説日本史』と関連しているので、あわせて読みやすいのも良いですね。
東進ブックス『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』もオススメです。
文化史に特化した参考書は少ないので、『文化史』編は非常に貴重な一冊です。
大学受験の日本史は丸暗記でどうにかなるレベルを超えているので、「語呂合わせ」系のテキストはオススメしません。そういった記憶方法では、センター試験前に覚えたと思っても、翌月の二次試験のころには頭から抜け落ちていたりします。
歴史的な出来事が「なぜ」起こったかを理解すると、正誤判断問題も「こんなことは歴史上起こっているはずがない」と見分けることができます。
志望校合格への道
LINKsではブログでも高校生のみなさんに役立つ情報をお届けしています。
しかし、最適な勉強方法は一人ひとり違います。
- 学校の授業にイマイチついていけない……
- ネットに書いてある勉強方法をマネしてみたけど続かない……
- たくさん勉強しているのに結果が出ない……
こんな経験のある人はぜひLINKsにご相談ください。
LINKsの意味は、みんなと志望校合格をつなげたい、というのが一番目の意味。そして、二番目はみんなと世界をつなげたいという思いも込めています。
あなただけの合格プランを一緒に作り上げます!
LINKsツイッターも更新中です。