金城学院大学入試世界史 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の伊藤です。
今回は金城学院大学の世界史対策です!
おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。
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〇受験方式
金城学院大学では、
前期3教科型,2教科型,1教科型(学部・学科により、英語外部検定試験が必要となる場合あり),後期とあり、そのうち、全文系学部の前期3教科型において、
選択科目:「世界史B (100点)」
として受験科目に使用可能です。
- なお、後期、また、一部の学部・学科における前期2教科型や1教科型では、
「世界史B」は選択科目に含まれていないため「世界史B」を受験科目に使用できません。
また、学部・学科や「受験の型」により、「満点」が異なります。そのため、「世界史Bの配点:100点」の「満点」に対する比率も、学部・学科、また「受験の型」により異なってきます。
- 全文系学部・学科において、前期3教科型では、
「世界史B(100))」を選択可能
- 後期試験、また、学部・学科の中には「前期2教科型」や「1教科型」においては、「世界史B」を受験科目として使用不可。
〇出題形式について
傾向としては、大問3題。「中国とその周辺」、「ヨーロッパ」を2本柱とし、それらの時代については年度により異なる。大問3題目には、近現代史が入る傾向が高い。また、「中国とその周辺」および「ヨーロッパ」の出題において、各年度の時代範囲には制限があるものの、通年では、古代から近現代まで、と幅広く出題されている。そのため、偏った学習をせず、まんべんなく基本事項から順に抑えておく必要がある。
試験時間は「1科目60分」。
前期各試験型では全問マーク式。
大問は3題だが、設問総数は45問と多い。
正誤判定問題が65%前後、と比重が高い傾向。
基本事項,王朝名や人物名など、基本知識を問う問題が見られる一方、正誤問題では細かい知識を要する問題も散見される。
年表を用いた問題は見られないが、年代配列問題が出題されることがある。
〇出題内容について
基本・標準問題が中心です。
問題総数は、試験時間60分に対し、45問前後、と多めなので、試験開始と同時に全体を見渡し、得意とする地域・時代に関する問題から手掛ける必要があります。
正誤問題や年代配列問題については、落ち着いて慎重に読み取るように心がけて下さい。
〇難易度はどうか
総じて、標準レベルの問題です。ただ、試験時間が1科目60分間に対し、問題総数が45問前後、と多いため、用語の穴埋め選択問題から正誤問題・年代配列まで、速やかにミスなくこなす必要があります。
そのため、各地域の各時代ついて、
「基本・標準レベルの用語(重要人物・出来事,各国の王朝名から各制度など)」を正しく抑え、また、各地域や各国の大まかな時代配列を早い段階から捉えておく必要があります。
特に、「中国史」、「ヨーロッパ史」に関しては、まずは大きな流れや「通史」をつかみ、続いて各国・各時代の特徴(政治・経済の精度や文化など)も抑えていきましょう。
その上で、設問総数45問中、3分の1にあたる15問が「近現代史」となる傾向があることから、「中国史」と「ヨーロッパ史」で確実に得点しつつ、「近現代史」にも十分な準備を行いましょう。
〇対策方法
まずは基礎・標準レベルの問題集を夏休み前までに1冊、2巡は通して解きましょう。
その際、金城学院大学では「正誤問題」の出題が多い傾向にあるようですので、基礎・基本事項の用語そのものを覚えた次には、それらについての内容や説明事項についても抑えていきましょう。
加えて、前述したように、「近現代史」に対する準備も十分に行く必要があります。
なお、データによれば、「合格最低点」は大学側での独自換算がなされるようです。
また、受験科目合計で60%~70%以上とバラつきが見られます。
確実に合格を勝ち取るためには、70%以上を叩き出す必要があるでしょう。
世界史Bでこの数値を出すには、
- まずは「中国史」と「ヨーロッパ史」について、基本事項と各時代の要点を急ぎ抑えた後、教科書や講義調の参考書を並行して読み込む。
- 「中国史」と「ヨーロッパ史」を固めるために、夏休みから過去問にあたりつつ、あいまいな点や知識の不足を適宜参考書や教科書で補っていく。
- 「近現代史」について、要点整理から順次手掛けていく。
- 過去問も活用しつつ、「近現代史」の強化を進め、また、「中国史」や「ヨーロッパ史」に関連する他の地域史(アメリカ・インド・東南アジア・アフリカなど)について要点整理から順次手掛けていく。
- 教科書または講義調の参考書を読み込み、知識の統合を図るとともに教科書
などの細部や説明にも目を向け「正誤問題」への対応力を磨く。
こうした流れで、「中国史」と「ヨーロッパ史」の〝二本柱“と「近現代史」を抑えましょう。
そして、夏休み頃から、問題集・参考書類・教科書を併用しつつ過去問を繰り返し解き、秋口からは、制限時間を守って、テスト形式で過去問やそれに類する難度の総合問題にあたり、対応力を高めていって下さい。
金城学院大学の受験を早期から検討している受験生の皆さん、まずは薄手の基本・標準問題集を繰り返しましょう。
加えて、「60分間で45問前後」のテストで「70%以上」を獲得するために、限られた時間内に数多くの問題に対し「速やかに正しく」答えていく練習を積むことで、合格を勝ち取りましょう。
〇おすすめ参考書
※「世界史B」において標準レベル問題を速やかに正しく解く力を身に着けることが合格の鍵、ということから、薄手の基本問題集を早い段階から手掛けて反復することが合格への第一歩です。
その教材をクリアしたかどうかの判断基準としては、目安は、
- 問題文を読みながら、速やかに正答が思い浮かぶかどうか、
文中の用語の意味や、その用語の関連知識を思い浮かべられるかどうか、
- 繰り返しあたった上で、その教材の問題に対し、80%以上の正答率を示せるかどうか
といったことが挙げられます。
こうした点について、できれば夏休み前までに基礎・標準レベルの問題集を仕上げて下さい。そうすれば、次には夏休み時点でより詳細な教材と共に少しずつ金城学院大学過去問にあたることができます。
【基礎・基本問題集】
『受験スイッチが入る世界史B 基礎づくり』
こちらの薄手の問題集で、まずは重要事項・要点の整理を図りましょう。
【基本・標準問題集】
『時代と流れで覚える!世界史B用語』
図や表、地図などに記されている項目や地名など、
細部にもしっかりと目を通して下さい。
過去問の「正誤問題」をはじめ、
各問いの正答を導く手がかりが得られますよ。
『高校世界史基本用語問題集 ツインズ・マスター』
テスト形式で一気に取り組んで、
基本知識の確認と、「速やかに、高い正答率で基本を押さえる」訓練としても
活用頂けたらと思います。
スラスラと正答となる用語が思い浮かんできたらしめたものです。
また、文中の説明内容にも留意して繰り返し読み込み、
金城学院大学の「正誤問題」に備えましょう。
〇過去問へのリンク
金城学院大学の過去問に関しましては、以下のURLより「資料請求」を行って下さい。
http://www.kinjo-gakuin.net/pamphlet/?_ga=2.181953511.1503129639.1548237321-1811099359.1509356354
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