名古屋学院大学入試世界史 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の伊藤です。
今回は名古屋学院大学の世界史対策です!
おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。
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〇受験方式
名古屋学院大学では、
リハビリテーション学部を除く他の学部(経済,現代社会,商,法,外国語,国際文化,スポーツ健康)において、すべての受験方式(前期3教科型,前期2教科型,中期、後期)にて世界史Bの受験条件は以下の通りです。
- リハビリテーション学部では、全試験型(前期3教科型,前期2教科型,中期および後期)にて「世界史」の選択枠がありません。そのため、リハビリテーション学部では、世界史を受験科目として使用できません。
・リハビリテーション学部を除く、他学部
(経済学部・現代社会学部・商学部・法学部・外国語学部・国際文化学部・スポーツ健康学部)
「世界史B」は「選択科目」として選択可能。配点:100点
ただ、選択科目として世界史を使用できる学部・受験型において、
得点配分として、前期2教科型とそれ以外(前期3教科型,中期,後期)で、以下のような違いがあります。
・前期2教科型
外国語学部を除く他学部において、
前期2教科型:2教科のうち、高得点の得点を2倍と換算されるため、世界史が
他教科より高得点だった場合、配点は、世界史 200点/300点満点 となります。
(外国語学部につきましては、2教科型の場合、英語 200点/300点満点 のため、選択科目である世界史の配点は、100点/300点 となります。)
従って、名古屋学院大学では、1科目、柱となる得意科目をいち早く作り上げると断然有利となります。
前期3教科型:世界史 100点/300点満点
中期・後期:数学 100点/200点満点
- リハビリテーション学部を除く、他学部・3教科型および2教科型において
「世界史」を選択可能
- ①のうち、外国語学部を除く、他学部において、2教科型受験では、高得点の科目の得点を2倍。
従って、もし、世界史が高得点だった場合には、
世界史の配点は、200点/300点満点 と換算される。
〇出題形式について
傾向としては、例年、大問4題出題。その中で、
範囲:欧米地域・アジア地域などバランスよく出題されている。
ただ、欧米の中では「西ヨーロッパ史」の頻度が高く、
アジアの中では「中国史」の頻度が高い。
時代:例年、古代から近現代まで比較的幅広く出題されている。
特徴:ひとつの地域について、長期的な通史が出題されることが多い。
分野:例年、宗教・文化史が出題される傾向にある。
その他、政治史,外交史,経済史などの出題が多い。
試験時間は60分です。全問マーク式。
〇出題内容について
一部やや難問が出されるが、教科書レベルの知識を問われる問題やそれら基本知識を身に着けていれば対処できる問題が中心。
問題文や設問文は決して長くなく平易な表現であり、また、設問の際に文献や写真といった資料も用いられていない場合がほとんどである。
設問の際に、選択肢の中から誤りとなるものを選ぶ、といった出題形式が一部見られるので、気をつけて下さい。
〇難易度はどうか
総じて、標準レベルの問題です。
試験時間が60分間に対し、設問総数は約35問。
原文・設問文が特に長くはなく、標準レベルの知識に関する問題中心で資料を読み解くような思考問題などもないことから、教科書内の標準レベルの知識をしっかりと身に着けていれば十分に対処できます。
〇対策方法
まずは、基礎・標準レベルの問題集を夏休み前までに1冊、2巡は通して解きましょう。
その際、名古屋学院大学では一般に「資料問題」は出題されないようですが、地名に関する問題は散見されるため、各時代・地域の学習過程で地名・都市名が出てきた際にはその都度地図で確認していくようにしてください。
ただ、「基礎・標準レベル中心の入試問題」とはいえ、各地域・各時代、まんべんなく学習する必要があります。幅広く、もれなく学習を行って下さい。
また、略年表による問題が頻出されています。問題集や参考書を通して、重要な出来事について自ら略年表を適宜作成していくとよいでしょう。
はじめは重要事項中心にまとめられている薄手の問題集・参考書を反復し、8割ほど定着したと思われた時、次にはより詳細な問題集・参考書を手掛けていって下さい。
なお、データによれば、「合格最低点」はほとんどの学部において受験科目合計で65%~70%以上となっており、合格ラインは高目です。学部・学科・方式によっては、75%に達する場合もあります。
世界史でこの数値を出すには、
- 重要事項・要点中心にまとめられた薄手の教材を反復し、各地域・各時代の用語と要点を定着させること。
- 略年表や時代ごとの略地図のある問題集・参考書を反復し、流れや時代性を把握すること。
- 過去問にあたりつつ、疑問点や知識の不備をこれまで使用してきた問題集・参考書の他、教科書や資料集その他で調べ、知識の整理を行うこと。
- ③と並行して教科書や講義調の参考書を通読し、全体的な理解度を深めること。
- 再度過去問や同等レベルの総合問題集に、テスト形式で取り組むこと。
以上の流れで、土台作りから実践力を培うところまで高めていって下さい。
名古屋学院大学の受験で早期から世界史を選択科目として検討している受験生の皆さん、繰り返しますが、まずは「重要事項・要点中心にまとめられた薄手の教材」を反復しましょう。
教科書を初期段階で順番に読み込もうと意気込むと、途中で息切れしてしまう恐れがあります。
早い段階で薄手の教材を仕上げ、教科書の使用は、むしろ、各時代・各地域の基礎知識がおおむね抑えられた段階から、としましょう。それらを結びつけるような形で「読み物」のように教科書を読み込んで下さい。
夏休みから③や④の流れに乗ることができ、過去問挑戦や教科書通読に手掛けられるようなら、その後も反復を継続することで世界史を武器にして合格を確実に手繰り寄せられますよ!
〇おすすめ参考書
※基礎・標準レベル問題を解き慣れておくことが合格への第一歩、という傾向から、学校指定の教材を手元に携えながら、薄手の基本問題集を早い段階から手掛けて反復することが大切です。
その教材をクリアしたかどうかの判断基準としては、目安は、「その教材の問題全体の8割ほど、スラスラと答えられるかどうか」です。
夏休み前までに、上記の段階にまで基礎・標準レベルの問題集を仕上げて下さい。そうすれば、夏休み時点で少しずつ名古屋学院大学過去問にあたることができます。
【基礎・基本問題集】
『受験スイッチが入る世界史B 基礎づくり』
こちらの薄手の問題集で、まずは重要事項・要点の整理を図りましょう。
【基本・標準問題集】
『時代と流れで覚える!世界史B用語』
図や表、地図などに記されている項目や地名など、
細部にもしっかりと目を通して下さい。
過去問の正答を導く手がかりが得られますよ。
〇過去問へのリンク
名古屋学院大学の過去問は公開されています。
https://www.ngu.jp/admissions/admission/past_question/
志望校合格への道
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