こんにちは。私立大学文系個別指導塾　LINKs（リンクス）の講師の林です。

 

今回は金城学院大学の英語対策です！

 

金城学院大学は歴史ある女子大学ですね。キリスト教系でもあるので、こういった大学はほかの大学とは違う独特の風土がありますね。

 

それでは、おすすめの勉強方法や参考書などを紹介していきます！

過去問へのリンクも載せています。

 

金城学院国語の対策と分析

金城学院日本史の対策と分析

金城学院世界史の対策と分析

金城学院数学の対策と分析

 

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〇受験方式

金城学院大学では、ほとんどの学部・学科で英語が選択科目となっています。

文学部英語英米文化学科のみ英語が必須科目です。

 

ただし選択科目と言っても

「国語か英語のどちらかは必ず選択すること」

とされており、英語を避けるならば国語、国語を避けるならば英語は避けられない形になっています。

 

金城学院の国語と英語の難易度に違いはあまりありませんので、得意科目で受験しましょう。

（もちろん、国語＆英語で受験することも可能です）

 

〇出題形式について

試験時間は60分で、昨年度は全４題構成でした。

全問マーク式。

 

〇出題内容について

大問１は長文問題で、設問は同意表現（言い換え）、空欄補充（穴埋め）、指示語、内容理解です。

大問２も長文問題ですが、設問はすべて空欄補充問題です。

大問３は文法・語彙を問う空欄補充問題

大問４は会話文の空欄補充です。

 

〇難易度はどうか

難しい英単語や英語表現はほとんどなく、読みやすい文章となっています。

 

制限時間は60分とやや短いですが、長文も時間相応の語数となっているので、時間が足りないということはあまりないでしょう。

 

長文の難読単語には注釈（訳）がついています。

例えば昨年は環境問題についての文章で「微粒子状物質」という注釈がついていたので、注釈を見れば一発で環境がテーマの長文であることが見抜けます。

 

内容理解の設問が「本文全体の趣旨として適当なものを選びなさい」となっていて、全体の要約をする力が必要な点は要注意です。

 

〇対策方法

基礎文法が問われているので、特に助動詞、前置詞の区別などは完璧にしておきましょう。

 

同意表現は毎年数問出題されているので、参考書を用いて同意表現の学習もしておきましょう。

 

大問４で短い会話文がいくつも登場するので、会話文中に登場する慣用表現も押さえておく必要があります。

 

長文は決して難解ではありませんが、要約や指示語の問題があるので、しっかりと段落ごと・文章ごとの構成を把握しながら読み進める必要があります。

 

〇おすすめ参考書

※高校で既に指定の単語帳などを使っている場合は、無理に別の単語帳に変える必要はありません。

 

【単語・熟語学習】

『英熟語ターゲット1000』

ターゲットといえば英単語シリーズが非常に有名ですが、英熟語版も非常に役立ちます。

英熟語をしっかり学習すると、文法・語彙問題に強くなれるだけでなく、長文読解のスピードも上がります。

 

「長文が苦手だから長文をたくさん練習する」というのも大事ですが、単語・熟語に不安がある人はまず単語帳＆熟語帳に取りくみましょう。

 

【文法学習】

『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』

超基礎文法編とあるように中学レベルからスタートして、高校レベルまで文法力を引き上げてくれます。

文型や品詞分類など「グループわけ」を重視して解説してくれています。英文法が頭の中でごちゃごちゃになってしまっていて、よくわからない人ほど「スッキリ！」できるのでおすすめですよ。

 

英語は無理にハイレベルな参考書を使うと、苦痛なうえに身につきません。

はじめは「簡単すぎるかな？」というぐらいの参考書からスタートして、やり終えて「やっぱり簡単だったな」と思ったら１レベル上の参考書に取りくめばOKです。

 

【長文読解】

『英語長文 レベル別問題集 1 超基礎編』

 

『英語長文 レベル別問題集 2 基礎編』

 

レベル別問題集は１題１題がコンパクトにまとまっており、すきま時間での学習もしやすい長文問題集となっています。

解説もわかりやすく、重要単語と文構造も見直すことができるので着実に長文に慣れていくことができるでしょう。

 

レベル別問題集には「構造分析」というページがあり、１文ごとに品詞や節に分解して構造を解説してくれています。

答え合わせのときにいきなり和訳に飛びつかず、まずは構造分析を読んでみて、自分の読み方が正しかったかどうかを振り返るようにすると読解力が飛躍的に伸びます。

 

〇過去問について

金城学院は受験生サイトから過去問を請求することができます。

http://www.kinjo-gakuin.net/pamphlet/

 

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