金城学院大学入試日本史 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の林です。
今回は金城学院大学・日本史の入試対策です。
金城学院大学は歴史ある女子大学ですね。キリスト教系でもあるので、こういった大学はほかの大学とは違う独特の風土があります。
それでは、おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます!
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〇受験方式
金城学院大学では、文学部・生活環境学部・国際情報学部・人間科学部で日本史を選択して受験できます。
3科目300点満点の方式と、2科目200点満点の方式の2つが選択できます。
受験を考えている高校2年生&3年生は、まずは科目を絞らず3科目で受験する計画を立てましょう。
受験科目数を減らすのは、入試直前になってからでも遅くありません。
〇出題の形式について
金城大学はすべてマーク式の試験です。漢字の書き問題などはありません。
できごとや人物の名前を選ぶ問題のほか、正文選択(正しい内容の文章を選ぶ)問題が中心です。
まれにできごとの年代を問う問題も出てくるので、時代や年号の確認も重要です。
〇出題内容について
例年、各時代区分(古代・中世・近世・近代の4つ)の中から、3つの時代が選択されて出題されています。
時代は毎年ランダムに選ばれているので、どの時代から出題されるかはわかりません。全時代をしっかり学習しておきましょう。
ジャンルとしても、政治史、外交史、経済史、文化史それぞれからバランスよく出題されています。ただ、政治史と文化史の混合問題などはほぼありません。
〇難易度はどうか
問われている知識は基礎レベルです。教科書に載っているぶんの知識ですべて解けるようになっています。
特定のできごとが深堀りされることはないので、知識はどちらかというと「広く浅く」押さえておきましょう。
ただし、あまりにも「浅くていいんだ!」と考えてしまうと、ひとつひとつの知識をつなげて覚えることができず、知識が断片的(とぎれとぎれ)になってしまうことおそれがあります。
歴史上のできごと同士の関係はしっかり押さえておきましょう。
〇対策方法
まずは教科書を通読しましょう。
ただし、教科書の文章だけでなく図表や写真にも目をとおして確認しておいてください。
できごとの時代(年代)をたずねる問題も出題されるので、それぞれの時代を体系的に学ぶと効果的です。
年表をノートにまとめなおすなどの勉強法も有効でしょう。頭の中に歴史年表を思い描けるようになれば完璧です。
また、教科書は政治史を中心に編集されています。
文化史などは教科書だけでは勉強しづらいので、参考書も利用して学習しましょう。
〇おすすめ参考書
教科書を復習しろとはいうものの、問題形式でないと勉強しづらいですよね。
『スピードマスター 日本史問題集』
スピードマスターは、教科書と同じ出版社のテキストです。
まずは短期間でさっと日本史全体を学びなおしたい!という人におすすめです。
日本史はとにかく苦手意識がある!という人は
『教科書よりやさしい日本史ノート』
こちらでしっかり知識をつけながら、日本史に慣れていきましょう。
また先ほど書いたように、文化史は特別に学習することをおすすめします。
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 文化史』
文化史だけをまとめた参考書は貴重です。
タイトルどおり、歴史上のできごとが「なぜ」そうなったのかの「流れ」を解説してくれているので、ただ暗記するよりもずっと覚えやすいのでおすすめです。
『金谷の日本史』シリーズは文化史以外もあるので、読んでみておもしろければ、シリーズの別の参考書も読んでみましょう。
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