南山大学入試日本史 分析と対策!
こんにちは。春日井市勝川駅徒歩3分、私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の林です。
今回は南山大学入試日本史の分析と対策をまとめました!
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〇受験方式
南山大学では、理工学部以外のすべての学部で日本史受験が可能です。
人文学部の一部の科では歴史が必須科目となっているので注意しましょう。
南山大学には「全学統一」という、文字通り全学部統一の試験方式もありますが、こちらも日本史で受験可能となっています。
〇出題の形式について
南山大学は設問の形式が非常に厄介です。
例えば「組み合わせ回答(正しいものの組合せを選ぶ)」。
組み合わせ回答は、他大学なら「A」と「B」どちらかを知っていれば半分は点がもらえるはずの問題が、南山大学では「A」「B」両方を知っていなければ0点となってしまう厳しい問題です。
ほかにも、正文選択ではなく誤文選択(選択肢から誤っているものを選ぶ)がよく出題されます。
一見もっともらしい説明文から、史実と異なるものを見つけ出すには相応の力が必要です。
時代整序(起こった順に並べ替える)は言わずもがな。一つ一つの用語を知っているだけではなく、年号や事件の関連性を熟知していなければ正しく並べ替えられません。
毎年、論述回答が1題あります。50文字程度の短いものですが、記述力も求められます。
〇出題内容について
各時代区分(古代・中世・近世・近代)からバランスよく出題されています。
先史時代から戦前までは全体的に学習していくしかありません。
また南山大学では時代区分ではなく、特定の「地域」などに焦点を当てて問題を展開する「テーマ史」も出題されています。
例えば北九州に着目して、大宰府の設置~八幡製鉄所の開業までを扱う問題などです。
南山大学を受験する場合は、歴史をさまざまな切り口から見ていく予行演習をしておきましょう。
〇難易度はどうか
実際のところ、問われている知識レベルは教科書レベルです。
ごくまれに教科書に載っていない用語が出ることもありますが、あくまで南山が難しいのは、先述した出題形式によるものです。
マニアックな知識の量ではなく、基礎知識を正確に理解していることこそが重要です。
〇対策方法
まずは教科書を精読しておきましょう。
教科書の内容を自分でまとめなおす「ノートづくり」系の勉強も良いでしょう。
勉強する際は必ず
「いつ」「誰が」「何を」「なぜ」「どうした」「結果」をセットで覚えるようにしましょう。
これらをセットで覚えることで、誤文選択問題で誤っている部分に気づけるようになったり、並べ替え問題に対応できるようになります。
また、テーマ史問題に対応するため、いくつかの重要用語は深掘りして覚えておきましょう。
地域でいえば、先ほど上げたような大宰府、あるいは蝦夷(えみし)、朝鮮、琉球。
題材でいえば、仏教、貨幣、貿易、稲作など。
勉強したものがピッタリ出題されるとは限らないのが入試のつらいところですが、「あるテーマから歴史を見る」という練習こそが肝要です。
〇おすすめ参考書
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズ
単語をひとつひとつ覚えるだけでは効率も悪く、南山の出題形式に対応できません。
この本はタイトル通り「なぜ」と「流れ」を覚えることができます。このシリーズを押さえておけば、並べ替え問題などにかなり強くなれるでしょう。
『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦』
テーマ史対策として、「テーマ史」という切り口で歴史を扱っている参考書に最低でも1冊は取りくんでおきましょう。
ただし本書はやや内容が濃いものとなっているので、取捨選択するなどして効率的に解き進めてもらいたいと思います。
『“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ』
南山は1題だけですが論述があるので、論述対策もしておきましょう。
繰り返しになりますが、必要な知識のレベルは教科書程度です。
その教科書レベルの知識を完璧に整理して覚えるための補助として、参考書を利用していきましょう。
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