推薦入試 過去の合格者の内申点と状況
こんにちは、春日井個別指導学院です。
今回は推薦で受験するに当たってどのくらいの内申点が必要なのかについて、指定校推薦と公募推薦に分けて当塾の卒業生の成績を元にお話しします。
指定校推薦
まず指定校推薦に関しては3校の情報をお伝えします。
金城学院大学
1校目は金城学院大学です。
金城学院大学は4.0から4.1でした。
このくらいあれば合格しやすいと思います。
関西学院大学
次は関西学院大学です。
この子は偏差値60くらいの学校で内申点平均4.2でしたが、実は初め南山大学を狙っていました。
ところが先生から関学もいけるよと言われ、受験したところ合格しました。
受験内容としては、志望理由書や4年間の学習計画書を提出しました。
これらの提出物については、よく練って書く必要があるので当塾で対策をしました。
また、面接では志望理由を必ず聞かれるので、しっかり答えを準備しておく必要があります。
南山大学
南山大学は、偏差値50弱の高校で4.4ほどでした。
南山の指定校推薦は準備が少し大変で、1000字ほどの小論文があります。
指定校推薦と言っても対策をしっかりするに越したことはありません!
提出物や面接など万全な対策をした上で臨みましょう。
公募推薦
公募推薦に関しては、9校紹介していきます。
中京大学
中京大学は最近高大接続入試の受験生が徐々に増えてきています。
当塾の卒業生は偏差値の高くない高校でしたが、内申点は4.5でした。
この生徒の場合は学習計画書と面接の対策を行いました。
学習計画書は意外と時間がかかるので、2ヶ月前くらいから取り掛かるのが良いと思います。
そして高大接続入試は国語が合格の鍵となることがあるので、しっかり勉強しておくことをお勧めします!
愛知大学
愛知大学を受験した生徒は通信制大学に通っており、そこから国際コミニュケーション学部を受験しました。
英検2級が受験資格になっていたので取得しましたが、受験前の時期はすぐに会場が満席になってしまうので注意が必要です。
この生徒はなんと北海道まで受験しに行ったので、英検が必要な方は早めに受けておくことを強くお勧めします!!
この生徒の成績は4.2で、志望理由書と面接の対策を行いました。
また、国際コミニュケーション学部だと英語の筆記試験があるので、しっかり対策しておかないと後々時間がなくなって焦ってしまう可能性があります。
同じく愛知大学を受験した生徒の中にスポーツ特別入試というものを受験した生徒がいました。
この生徒は、部活で全国大会に行ったことがある生徒で、面接はあっさり終わったとのことでした。
元々この入試方法は倍率が高くないので、ある程度対策をして普段通りに受ければ問題ないでしょう。
名城大学
名城大学を受験した生徒は、指定校推薦を狙っていましたが、万が一の場合に備えて公募推薦も出願していました。
内申点は3.8で、同じ学校を狙っている子は4.0くらいでした。
そのため、校内でも内申点の高い生徒が指定校枠を取るようなイメージがありますが、志望理由書などを提出する場合にはそちらの内容を詰めて埋めてから提出してください。
それによって自分より内申点が高かった子を差し置いて、指定校枠を獲得できることもあるのです。
今回の生徒は外国語学部の総合型選抜だったのですが、この入試方法は少し複雑です。
志望理由書や面接の他に、英語のディスカッションなどがありました。
これらを対策するのには準備に時間がかかるので、注意しましょう。
この生徒は当塾で外国人の先生を交えてグループディスカッションの練習をしました。必ずしもペラペラに喋る必要はないので、英語が好きだ、興味があるという方は積極的に挑戦してみましょう。
淑徳大学
淑徳大学を受験した生徒は、内申点が3.1だったため、直前まで受験するかどうか迷っていました。(結果的には合格したのですが。)
創造表現学部を受験しましたが、試験内容は小論文や面接などでした。
驚いたのは、当塾の講師と面接の内容を深めていくうちに、どんどん自分が将来どんなふうになりたいかをとても具体的に話せるようになっていったことです。
面接や小論文対策は、しっかり向き合って仕上げることで素晴らしいものになっていきます!
椙山女学園大学
この大学を受験した生徒は、実は指定校枠をもらうつもりが直前でもらえなかった生徒でした!
実はこういった生徒多いのですが、本人はすごく焦っていましたね。
内申点は3.8だったので合格する見込みはあると感じましたが、椙山の国際系の学部は英語のプレゼンがあるのが大変でした。
自分で資料を作って発表しなければなりません。
この生徒は英検3級レベルで、英語力はそこまで高くなかったですが、しっかり準備をして臨んだ甲斐もあって無事合格することができました。
愛知学院大学
まず一人目の生徒は、筆記型の受験者で内申点が3.5から3.6くらい、英語が得意ではなく、偏差値40くらいでした。
本人もご家族も望みが薄いと感じていたようでしたが、当日の試験で本人が得意とする国語が難しかったけれど点数が取れ、苦手とする英語も思ったより簡単な試験内容だったため、しっかり得点することができました。
もう一人は、内申点3.8で指定校枠をもらうつもりでした。学校側も愛学ならと進めてきましたが、直前でやっぱり1年生の成績が良くないからと他の成績の良い子に指定校枠を取られてしまいました。
これはひどいですよね。
そのため試験まであまり時間がなく、対策も4、5回程度しかできませんでしたが、最後まで諦めることなく取り組んだおかげで無事合格することができました。
至学館大学
この大学を受験した生徒は内申点3.5でしたが、部活でかなり良い成績を残していたので、それが有利に働いたかもしれません。
志望理由書と面接を2ヶ月くらい一緒に対策をして無事合格しました。
日本福祉大学
この大学を受験した生徒は内申点3.5か3.6でした。
部活は県でベスト4に入っていましたが、試験の小論文を書くのに少し表現力が弱い生徒でした。
しかし、当塾の講師と対策をしたところ食事管理など自分なりの長所を見つけることができたのです。
ここでお伝えしたいのは、この生徒のように自分が当たり前だと思っていることでも、周りからみたら特筆すべきことがあるということです!
そのため自己分析というのは必須です!!ぜひ力を入れて行ってください!
名古屋商科大学
この大学を受けた生徒は、部活で全国大会に行っており内申点3.2でした。
名古屋商科大学は1、2回落ちることが結構よくあるので、あまり気負わなくても大丈夫です。ただ、学校が行っている個別相談会などには積極的に参加するようにしてください。
このように推薦はしっかり対策をすれば合格しやすいものなので、ぜひ参考にしてみてください!