名古屋外国語大学入試数学 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の伊藤です。
今回は名古屋外国語大学の数学対策です!
おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。
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名古屋外国語大学英語の分析と対策
〇受験方式
名古屋外国語大学では、
すべての受験方式(前期A方式,M3方式,M2方式)において、「数学」を選択科目として選択し、受験科目として使用可能です。
(後期試験では、英語・国語2教科必須の2教科型のため、数学は使用できません。)
・全学部
(外国語学部,世界教養学部,世界共生学部,現代国際学部)
「数学」は「選択科目(数学Ⅰ・数学A)」として選択可能。
なお、数学Aに関しては、高校での「場合の数と確率」・「図形の性質」・「整数の
性質」の3項目履修に対応しています。これら3項目から2項目選択。
数学 選択 数学Ⅰ・数学A(100)
数学Aは、3項目(「場合の数と確率」・「図形の性質」・「整数の性質」)から
2項目選択。
- 全学部、全ての受験方式において、数学の配点は100点に変わりはありませんが、受験方式の違いにより他の科目の配点が異なるため、相対的に満点中の数学の比重が異なってきます。
各受験方式の配点は以下の通りです。
・前期A方式 3教科型(数学100点/430点満点)
・前期M3方式 3教科型(数学100点/400点満点)
・前期M2方式 2教科型(数学100点/300点満点)
- 全学部・前期各方式において
「数学(数I・数A(100))」を選択可能
- 全学部・前期各方式において、
試験科目の配点に違いがあるため、総合点(満点)が異なるため
相対的に数学の比重が異なる。
〇出題形式について
傾向としては、大問1~3は、必答問題,大問4~6(「場合の数と確率」・「図形の性質」・「整数の性質」)のうち、2題を選択。
「2次関数」「図形と計量」は頻出分野。問題総数は全体で16問ほどです。
試験時間は「60分」です。
前期A型,M3型,M2型、全ての試験型において、マーク式。
〇出題内容について
試験範囲は「数学Ⅰ・A」。そのうち、「2次関数」「図形と計量」は頻出分野。
一部、問題文の内容をじっくりと読み解く必要のあるものや、図形の特徴に気づくことで解法を見抜くことができるものなど、いわゆる「思考問題」が含まれています。
そうした「思考問題」と計算問題などの間には難易度に差があるため、試験開始と同時に全体を見渡し、方針・解法が直ちに見抜ける問題から手掛け、効率よく対処する必要があります。
〇難易度はどうか
標準レベルの問題と、一部、思考問題が出題される傾向にあります。
思考問題の中には、問題の全容を把握するために具体例をいくつか挙げながら図表にする必要があるものや、図形をいろいろな視点から検討しなければならないものなど、時間を要するものが出題される場合もあります。
試験時間60分間の中で各問題の難易を見極め、易しい問題を手際よく正しく解く力が要求されます。
まずは、方針がスムーズに思い出される問題から手掛け、その後に落ち着いて思考問題などに取り掛かりましょう。
〇対策方法
まずは、基礎・標準レベルの問題集を夏休み前までに1冊、2巡は通して解きましょう。
その際、名古屋外国語大学では一般に「奇問・難問」は出題されないようですので、1年生の時に学校で指定され、定期テストの試験範囲とされた教材も有効と思われます。
また、日々の計算力UPが欠かせないので、問題に当たるときには常に途中式を書きながら訓練を積んでいって下さい。
なお、名古屋外国語大学は、「合格最低点」については公開しておりません。
そのため、少しでも好成績を示せるよう、確実に解ける問題を日々の反復練習を通して積み上げて得意項目・分野を作り上げていきましょう。
確実に合格を勝ち取るためには、70%以上は叩き出す必要があるでしょう。
数学でこの数値を出すには、やはり、まずは教科書例題レベルの基本問題をスムーズに、正確に解く力を早い段階から身に着け、続いて各分野、基本から標準レベルの問題集を元に1問1問、「解き慣れた問題」へと作り上げていくことが鉄則でしょう。
その際、計算では途中式を書くこと、また、試験形式こそマーク式ですが、関数や図形問題では、グラフや図を描きながら解くことを習慣化していって下さい。
そうすることで、問題について方針・解法を見抜く力を養うことができます。
そして、夏休み頃から、過去問にも当たっていきましょう。秋口からは、制限時間を守って解く練習を積むこと。この流れで着実に力をつけていって下さい。
名古屋外国語大学の受験を早期から検討している受験生の皆さん、まずは薄手の基本・標準問題集を繰り返しましょう。
練習を重ねた問題の中から、問いを目にしただけで解法が自然と浮かんでくるようでしたらしめたものです。
夏前までに、各問題をこのレベルまで高められ、夏休みから過去問に挑戦できるようなら、合格を確実に手繰り寄せられますよ!
〇おすすめ参考書
※標準レベル問題を解き慣れておくことが合格の鍵、という傾向から、学校指定の問題集の他、薄手の基本問題集を早い段階から手掛けて反復することが合格への近道です。
その教材をクリアしたかどうかの判断基準としては、目安は
①問題文を読みながら、解法が思い浮かんでくるかどうか、中の用語の意味や、その用語の関連知識を思い浮かべられるかどうか
②特に関数問題や図形問題において、問題文を読みながらスムーズに正しく図示できるかどうか、です。
これら2点を目安に、できれば夏休み前までに「学校指定問題集」と基礎・標準レベルの問題集を仕上げて下さい。そうすれば、夏休み時点で少しずつ名古屋外国語大学過去問にあたることができます。
【基礎・基本問題集】
『スバラシク面白いと評判の初めから始める数学Ⅰ』
『スバラシク面白いと評判の初めから始める数学・A』
【問題集・解法集】
『基本問題精講 数学Ⅰ・A』
基礎レベルから標準レベルまで、基本知識や問題演習について、土台はこれら3冊でOKです。徹底して反復しましょう!
『黄色 チャート式 数学Ⅰ・A』
上記の教材に加えて、「解法集」として「黄色 チャート式」を手元において、解法知識を蓄えていって下さい。
数学にさらに時間・労力を割くことができ、高得点を狙う場合、以下のような思考力養成教材にも挑戦してみましょう。
<思考力養成のために>
『思考力・判断力・表現力トレーニング 数学Ⅰ・A』
〇過去問へのリンク
名古屋外国語大学では、総合型選抜と海外帰国生徒特別選抜の過去問が公開されています。
https://www.nagoyagaidai.com/nyushi/
志望校合格への道
LINKsではブログでも高校生のみなさんに役立つ情報をお届けしています。
しかし、最適な勉強方法は一人ひとり違います。
- 学校の授業にイマイチついていけない……
- ネットに書いてある勉強方法をマネしてみたけど続かない……
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LINKsの意味は、みんなと志望校合格をつなげたい、というのが一番目の意味。そして、二番目はみんなと世界をつなげたいという思いも込めています。
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