愛知淑徳大学入試数学 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の伊藤です。
今回は愛知淑徳大学の数学対策です!
おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。
過去問へのリンクも載せています。
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〇受験方式
文学部
<国文・総合英語・教育学科>
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
- <教育学科>のみ、C方式にて
選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
にて、「数学」で受験可能。
- <国文学科>は、C方式では「国語 100点/100点満点」での受験形式のみ。
- <総合英語学科>は、C方式では「英語 100点/100点満点」での受験形式のみ。
人間情報学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
心理学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
創造表現学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
健康医療科学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
福祉貢献学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
交流文化学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
ビジネス学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/300点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/200点満点
C方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/100点満点
グローバル・コミュニケーション学部
A方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/400点満点
B方式 選択 数Ⅰ・数A・数Ⅱ 100点/400点満点
- 全学部で、数学(数Ⅰ・数A・数Ⅱ)は「選択科目」として受験科目に活用可能。
- 文学部<国文・総合英語学科>とグローバル・コミュニケーション学部では3科目受験型と2科目受験型で数学(数Ⅰ・数A・数Ⅱ)活用可能。
- C方式において、文学部<国文・総合英語学科>とグローバル・コミュニケーション学部以外では、数学1科目で受験可能
文学部を含め、全学部で「選択科目」として数学を活用できます。
また、多くの学部でC方式「数学1科目受験型」も採用されています。もちろん、この「1科目型」をはじめから狙うことはおすすめではありません。
しかし、一般に言えることですが、私立大学受験では、「1科目、最大の武器・得点源があると勝率が高くなる」ので、社会科目などなど暗記科目が苦手な場合には、数学を武器にすることも一つの戦略と言えます。
学校の定期テストで実は高得点を取っていた、ということでしたら、夏休み前までは、数学を選択肢の一つに入れて勉強してみましょう。
夏前までに手ごたえを感じたら、夏休み、本腰を入れて取り組んでみて下さい。勝機が見えてきますよ!
〇出題形式について
傾向としては、大問6題、大問ごとに出題分野・項目がおおむね決まっています。
試験時間は60分です。全問マーク式。
〇出題内容について
大問1は小問が数問出題されます。中には、瞬時に方針・解法が思い浮かぶ問題もあります。確実に得点したいですね。
大問2では、「方程式」または「関数」分野の問題。
大問3では「図形と軽量」または「関数」分野の問題。
大問4では「指数・対数」分野の問題。
大問5では、「微分・積分」分野の問題。
大問6では、「場合の数・確率」分野の問題。
このように、各方式を通じて、おおむね、大問ごとに出題分野・範囲が定まっている傾向が見られます。
〇難易度はどうか
総じて、「どこかで見たことがあるような問題」と感じられるものが散見されます。
標準的な問題集、あるいは学校の定期テストでそれらしき問題に一度は取り組んだことがあるように感じられる問題がいくつか出題されています。
ただ、その他、思考力を要するものも含まれています。
これらの中には、具体的に数値を当てはめて表を作成し、そこから「法則性」を見出してはじめて、方針・解法が見出せるものなどがあります。(たとえば「整数」分野の問題など。)
問題数に対して試験時間が60分、と短いため、上述のような「思考問題」で手こずる場合には、速やかに他の問題で方針・解法が思い出せる問題にあたり、残りの試験時間で「思考問題」に対処するなど、効率よく対応して下さい。
〇対策方法
まずは、標準的な問題集・解法集を1冊、徹底的に反復し、そこに出題されている例題・類題レベルの問題の考え方・解き方を定着させましょう。
愛知淑徳大学の数学では、大問1に見られる計算問題や、大問6の確率問題では標準的で「解き慣れた問題」がしばしば出題されています。
また、その他大問の中には「定期テストレベル」と言える問題も見受けられます。
そこで、まずはこうした標準レベルの問題を速やかに正確に解く訓練をしていきましょう。問題数が全体で15問程なのに対し、試験時間は60分です。
マークを塗る時間も含め、1問あたり、平均4分程しかありません。
なお、データによれば、独自換算がなされてはいますが、「合格最低点」は受験科目合計でA方式とB方式の場合は60%~65%、C方式の場合で60%~75%です。
数学でこの数値を出すには、
①典型問題について日々、時間を測定しながら反復練習し、「1問あたり4分」を体得すること
②過去問を用いてテスト形式で取り組む際には、本番さながらに、見慣れた形式の問題を速やかに見抜き、それらから順に効率よく取り組み、確実に得点する練習をすること
この2点を心がけて下さい。
その上で、思考問題の演習として、愛知淑徳大学の過去問の他、他大学の過去問の中から適宜選んで練習していきましょう。
〇おすすめ参考書
※奇問・難問はほとんどなく、標準レベル、思考問題が一部含まれる、という傾向から、高校で既に指定されている問題集をまずは3回、解きましょう。
その問題集をクリアしたかどうかの判断基準としての目安は、①問題を見ただけで、解き方が自然と思い出せるかどうか、②実際に解いた時に、例の、「1問あたり4分」が達成できるかどうか、です。
これら2点を目安に、まずは夏休み終了時までに1冊、仕上げて下さい。
※その上で、次の2冊、演習用、または解法集として座右の書として活用し、できれば、その中から強化したい分野において1問ずつ上記のように反復して、「見れば即座に解き方が思い浮かぶ状態」、「1問あたり4分でスラスラと解ける状態」にまで磨き上げ、一つ一つ積み上げていって下さい。
【問題集・解法集】
『基本問題精講 数学Ⅰ・A』
『基本問題精講 数学Ⅱ・B』
基礎レベルから標準レベルまで、まずはこれら2冊でOKです。徹底して反復しましょう!
『黄色 チャート式 数学Ⅰ・A』
『黄色 チャート式 数学Ⅱ・B』
あまりにも代表的な参考書ですので、ここで紹介されますと“いまさら感”があるかもしれませんね。
しかし、愛知淑徳大学の対策としては、繰り返しますが、まずは標準的・典型的な問題に解き慣れることが先決です。それらを瞬時に正確に解く力を養いましょう。必携の「解法集」として、「チャート式(黄色)」を手元において、解法知識を蓄えていって下さい。
〇過去問へのリンク
愛知淑徳大学の過去問は公開されています。
https://formserv.jp/6012/1
志望校合格への道
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