中部大学入試国語 分析と対策!
こんにちは。私立大学文系個別指導塾 LINKs(リンクス)の講師の林です。
今回は中部大学の国語入試対策です!
中部大学はもともとは工学からはじまった大学ですが、現在では文系学部にも力を入れています。
他学部の講義履修を認めて修了証書も授与する「副専攻」制度など、ゼネラリスト(さまざまな分野に精通した人材)の育成を進めています。
それでは、おすすめの勉強方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。
↓★公式ラインアカウントはこちらです★↓
↑画像をクリックすると友達登録できます!
質問がある方は何でもお気軽にご相談ください。
受験に役立つ情報や現役生の声、皆さんが知らない穴場の受験方式などをお伝えします。
また、オープンキャンパスの日程や願書の締め切り期日も配信していきますので、リマインダー機能としても使えます。
是非登録お願いします!
〇受験方式
中部大学ではすべての文系学部で国語受験が可能です。
その中でも、経営情報学部、国際関係学部、人文学部のA方式(3教科受験)などは国語が必須科目となっています。
また、記述式(マーク式混合)とマーク式のみの2種類の受験方式を選ぶことができます。記述式では、漢字の読み書きなどが問われます。
〇出題の形式について
現代文が2題と国語常識が1題の全3題です。
現代文2題はすべてマーク式ですが、国語常識で記述問題があります(記述方式で受験した場合)。
現代文のジャンルは評論と随筆です。評論1題と随筆1題のこともあれば、評論2題という場合もあります。
国語常識では漢字の部首、熟語、慣用表現、文学史、短歌などさまざまな内容が出題されます。
〇出題内容について
評論では文化・文芸・言語論など、人文学系のテーマが頻出です。
有名な著者の著作が出典になっていることが多く、過去問などをたくさん解くと、「この著者見たことあるなあ」となるかもしれません。
評論、随筆ともに漢字の読みや熟語の意味を問う問題が中心で、空所補充(穴埋め)や内容理解は比較的少なめとなっています。
国語常識にも問題文がありますが、国語常識では内容については問われません。すべて知識問題となっています。
〇難易度はどうか
問題文は読みやすいものが多いですが、論理展開や筆者の感情はていねいに追っていく必要があります。
設問もマニアックではなく、素直な問いがほとんどです。しかし選択肢は多めでまぎらわしい選択肢も含まれているので注意しましょう。
試験時間は文章量に比べてやや短めなので、知識問題であまり時間を取られないようにしましょう。
〇対策方法
評論のテーマが文化・文芸・言語などに偏っているので、日ごろからそれらの文章を読んで慣れておきましょう。
新聞から出題された年もあるので、新聞も読み新聞独特の書き方にも対応できるようにしましょう。
漢字・熟語の読み書き、意味の問題数が他大学より多いので、漢字・熟語をしっかり勉強して失点しないようにしておきましょう。
文学史や短歌・俳句の知識も必要です。
ただし、これもマニアックな問いではなく基本の確認なので、一度文学史と短歌・俳句の基礎を押さえておけば対応できるようになります。
〇おすすめ参考書
文章を理解するためには、まずひとつひとつの言葉が理解できなければなりません。
まずは漢字学習から。
『漢字ゴロゴ』スタディカンパニー
解説などに少々クセがありますが、頻出漢字を徹底的に分析して掲載している信頼の一冊です。四字熟語も学習できます。
『ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20』河合出版
中部大学では熟語の意味がよく問われます。もし、問題となっている熟語の意味を知らなくても、その熟語周辺の言葉の意味がしっかりわかっていれば、熟語の意味が類推できるということもあります。
基本レベルの演習をたくさんやりたいという受験生には
『出口の現代文 レベル別問題集』東進ブックス
がおすすめです。
国語が苦手な学生は「1超基礎編」から、超基礎は大丈夫だよという学生は「2基礎編」から。
国語常識では文学史が出題されるので、文学史について学習できる参考書を一冊は通読しておきましょう。
『頻出・日本文学史』河合塾
志望校合格への道
LINKsではブログでも高校生のみなさんに役立つ情報をお届けしています。
しかし、最適な勉強方法は一人ひとり違います。
- 学校の授業にイマイチついていけない……
- ネットに書いてある勉強方法をマネしてみたけど続かない……
- たくさん勉強しているのに結果が出ない……
こんな経験のある人はぜひLINKsにご相談ください。
LINKsの意味は、みんなと志望校合格をつなげたい、というのが一番目の意味。そして、二番目はみんなと世界をつなげたいという思いも込めています。
あなただけの合格プランを一緒に作り上げます!
LINKsツイッターも更新中です。