現役大学教授による講演会を行いました!
実は3月末に現役の大学教授に講演会をしてもらいました。春日井の高校3年生、受験生を対象に
「親子で進路を考え大学受験を乗り切る」
というものでした。毎年多くの高校3年生を指導していますが、特にこれからの夏の時期の保護者の方と生徒の方で意見が食い違う事が多いです。それは単なる口論ではすまず、毎日毎日がけんかで親子ともども口を利かず、中には体調不良になってしまう子も実は結構います。ちなみに、けんかの一番の原因は志望校に対してです。例えば
・お子さんは、「東京の大学行きたい!」しかし、保護者の方は「それなりのレベルの大学ではないと行かせる事はできない。それにどうして愛知県内の大学ではだめなのか?」
・保護者の方はより上のレベルの大学に通って欲しい(例えば国公立)、しかしお子さんは勉強が大変だから私立の大学行きたい
などが原因でトラブルになる事が多いです。
今回の講演会の内容は、
- 2018年度の入試状況の説明と、2019年度の入試状況の予測
- 何のために大学に行くのか。受験での成功とは何?
- 自分自身を知る事。自己分析。
- 親と子双方の考え方の共有。お子さんには、「保護者がどのように考えているのか」保護者の方には、「お子さんがどのように考えているのか」考えの共有をしました。
- 現実的な問題。4年間で私立、国公立、理系、文系で学費がどれくらいかかるのか。実際東京の私立大学へ通う事が現実的に可能かどうか。
を話し合いました。まだ3月末の段階では進路や将来へのビジョンが決まっていないお子さんが多かったです。進路以前に、「なぜ大学へ行く必要があるのかわからない」という生徒もちらほらいました。我々も、この1回の講演会で全ての生徒の意識を変えるのは難しいけれど、一人でも多くのお役に立つことができればという思いで開催しました。
ところで、なぜ3月末の講演の内容を5月のこの時期にお話しするかというと、最近多くの高校生の進路が明確になってきたからです。単なる「この学校の偏差値が高いから」などではなく、「将来自分はこういう道へ進みたいから」「現実的には関東の私立は難しいし、自分のやりたい事は県内でもできると思う」「自分は海外へ行きたい」など、保護者の方ともしっかりと意思疎通もでき、親子で共通の目標に進める生徒が増えてきたからです。
やはり、受験間近になって親子で意見が食い違うと、お互いつらいですし、お子さんは敏感な時期に勉強にも集中できずどんどんマイナス思考になってしまいます。そして保護者の方も心配で本当に不安な毎日を過ごす事になってしまいます。
今当校では少しずつですが進路が明確になってきた生徒が増えてきました。この時期に親子で進路に対して共通の認識ができていると勉強にも集中でき、学力も伸びやすいです。今のうちに親子で心の内をさらけでして本音で話し合う事が大切ですだと思います。
↓★公式ラインアカウントはこちらです★↓
↑画像をクリックすると友達登録できます!
質問がある方は何でもお気軽にご相談ください。
受験に役立つ情報や現役生の声、皆さんが知らない穴場の受験方式などをお伝えします。
また、オープンキャンパスの日程や願書の締め切り期日も配信していきますので、リマインダー機能としても使えます。
是非登録お願いします!